硬筆書写検定1級 Q & A

Q: そもそも硬筆書写検定1級に合格して何かいいことあるの?

 

A: 資格はなくても教室を開くことはできますが、公的に認められた最高位1級をとることによって、生徒さんにも説得力がでます。難易度が高ければ高いほど、勉強や練習は大変ですが、それを乗り越えた後には、自分が目指していた字にグーンと近づくことができます。でも、自分が目指す字というのは、ご存じの通り、どんどんレベルが上がっていきます。書いても書いても自分の理想の字にはなかなか行きつくことができないのだなぁと最近、うすうす気づいてきました。

ただし、自分が「今のこの字でいいや」と思ったら、自分の字はそれ以上成長することはないと思っています。いつまでたってもゴールに行きつくことはないと思うので苦しいです。

でも、その中から、自分が気付いたことを生徒さんに伝えることができて、それが伝わった時には飛び上がるほどうれしいことも事実です。

 

Q: そうはいっても取得するのが大変でしょ?

 

 A: 1級は指導者の資格なので、難易度が高いのは当たり前ですが、特に草書を覚えて草書らしさを理解し、書けるようになるということがポイントになります。私が自分の受験時、参考にした草書のリストがあります。そのリストを覚えて、書けるようになれば草書対策をしていただくことができます。もちろん、草書らしさを覚えて書けるようになるのは大変ですが、それさえ、乗り越えれば合格はほぼ目の前です。

 

Q: 1級を取得して一番よかったことは?

 

A: 自分の知識や技術が生徒さんの役に立つことができたことです。

他にも、自分の無意識にしていた何回も書き直す癖がわかったこともよかったです。

 

 

Q: どれくらい練習、勉強したら合格できますか?

  

A: 試験なので、要領を押さえて練習、勉強をすれば合格することができます。なるべく簡単でシンプルなことを繰り返すことで近道をお伝えしたいと思います。私が失敗したポイント、つまずきやすいポイントもお伝えします。難易度が高いので(合格率10%)、自分の価値観が壊れるくらいの練習、勉強は必要です。試験である以上合格してしまえば、こっちのものです!

あとの細かいことは合格してから、おいおいしていけば大丈夫です。

 

 

Q: 書写検定試験1級はどんな人におすすめ?

 

A: 教室を開きたい方や、準1級を取得して、それ以上の専門知識を身につけたい方におすすめです。

専門的な知識になりますが、日常の文字を書く時に役立つのはもちろん、自分はこの分野で最高位を取得できたいうことを周囲に証明することができます。

 

以上、楽しいペン字ライフを!

最後までお読みいただきありがとうございました。