きれいな字に必要なものは、字を書く際のリズムです。
きれいな字、整った字には必ずリズムがあります。
例えば、お手本を見ながら形を覚えるとき、ついつい字形重視で、お手本ばかりを見て書いてしまうこともあると思います。
その際に大切ななことは、なるべく、1字の中でお手本を見るのは、書き始めるときだけにして、あとは自分が覚えたもので、一気に書く方が良いです。
緩急遅速を意識します。緩急遅速とは、運筆の変化のつけ方です。「緩急」はゆっくりと急ぐこと、「遅速」は遅いことと速いことです。
これを身に付けるためには、講師の運筆がどこでゆっくりで、どこで速くなっているかを観察することと、自分でもいろいろ試してみることです。そういったことからも、対面レッスン、ZOOMレッスンでは、講師の運筆のリズムを確認していただくことができます。通信レッスンのように、伝えっぱなしにならずに、その場で質問していただき、疑問を解決することができます。
例えば、筆順も自分の書いているものが正しいものだと勘違いしている場合も、講師が実際に書いているところを見ることによって、気付くことが容易になります。筆順は、一見、きれいな字とは関係のないことのように思われるかもしれません。でも、筆順通りに書くと、書きやすいし、字が整います。
添削してもらったものを見るだけでは得られないものが、対面レッスン、ZOOMレッスンでは感じ取ることができます。
以上、楽しいペン字ライフを！
最後までお読みいだたきありがとうございました。