ペン字の練習をしようと思っても、今日はやる気がないからやめとこうって思うこと、
ありませんか?
何を隠そう、私もそうでした。
実は、やる気に頼ると、練習習慣も身につかないし、字も上達しません。
生きている限り、感情や体調に波があるのは当たり前。
体調が良くて、仕事もうまくいってるときには、やる気もみなぎっているかもしれませんが、
それもずっと続くわけではありません。
ましてや、体調もいまいちで、仕事もうまくいってないときは、やる気なんて風前の灯です。
そんなときにも、毎日コツコツ練習する方法があります。
それは、時間と何をするかを具体的に細かく決めておくことです。特に、おすすめなのは、
「朝起きて顔を洗ったら、有無を言わさず、机の前に座って草書をアウトプットする」
というように、毎日必ずしている習慣の後にペン字の練習をもってくることです。
机の上に、練習したい教材を広げておくと、完璧です!
わざわざ考えなくても、机に座ったら、もう自動的に始めるくらいに準備しておくとよいです。
自宅ではどうしてもできない、という方は勉強している人が多いカフェで、人目を利用して
練習するという方法もあります。カフェはお金がかかるので敬遠する方もいるかもしれませんが、何百円で自分の夢が叶うなら少しずつ貯金しているのと同じです。
そして、重要なのは、長時間練習しようと初めからがんばりすぎないことです。
例えば、たったの5分でも大丈夫です。
なぜなら、「明日から毎日ペン字の練習をしよう!」と思って2,3日はそれこそやる気がみなぎっているので、
できるはずです。でも、その後、今日は疲れているからやめておこうと思う日が必ず、訪れます。
そんなときに、「5分だけだったら」と思うと気軽に取り組むことができますし、5分できない言い訳を
考える方が難しいです。
また、30分しようと目標を立てたとしても、できなかったら、ますますできない自分が嫌になったり、
練習自体も嫌になってしまいます。
もし、何日か続けられない日があったとしても、また、すぐ復活できるのが5分の良いところです。
復活できたら、なぜ、昨日はできなかったのか?と理由を探ってみて、次回から同じパターンにならないように
対策を立てることです。コツは、続けられなかったからといって反省するのではなく、同じパターンで休んで
しまわないように、対策を立てることです。
5分でも1ヵ月続けることができたら、自分を誇らしく思うことができますし、単純に5分×30=150分も練習したことになります。
やる気に頼って、やる気のあるときだけ1日150分だけするよりも、毎日コツコツ5分練習した方が圧倒的に上達します。
なぜなら、脳は繰り返すことを大切なことと認識するからです。
★硬筆書写検定試験1級 1回目:理論、実技ともに不合格 2回目:理論、実技ともに合格(優良賞受賞)
1年かかった私が練習や勉強方法を色々していく中で体得したことを書きました。
ご参考になれば幸いです。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。