Q.硬筆書写技能検定試験 過去問をこなすだけでは合格
できないのか?
A.過去問をこなすことも練習としては大事なことですが、
過去問をこなしていても合格することはできません。
良い作品がどのようなものかを理解していないと合格から
遠ざかってしまいます。
理由は、英検、簿記などのように過去問の勉強を繰り返すと
合格できる試験とは違い、例えば、第二問の場合、楷書、
行書、草書の書きぶりの違いを理解し、それを自分の手で
表現できないと合格することができないからです。
良い作品とは、字粒の大きさ、余白、統一感などが表現
できているものです。
過去問を練習するとともに、この問題は何をどのように
表現することができたら、良い作品に近づくのかという
ことを理解して、過去問を練習することが大切です。
また、人から教えてもらうということも、もちろん
大切ですが、自分でその字がどうしてきれいに
見えるのかというルールに気づくことができると、
上手になる速度が速くなります。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。