書道団体の師範の資格を2年かけて、硬筆・毛筆ともに
取得しましたが、実は全く自分の字が変わった気がしま
せんでした。
いわゆる競書の課題を勉強し、段が上がってもお手本を
見る訓練はできていましたが、思うように自分の字が
変わりませんでした。これは、十数年前の話です。
硬筆書写技能検定1級の存在はその時も知っていましたが、
始めから無理と思い込んでいました。
いつまでも「硬筆書写検定1級に合格したい」という
気持ちが消えず、コロナ禍で時間ができたため、
硬筆書写検定1級の勉強を始めました。勉強を始めて
すぐに、今までの勉強方法では、硬筆書写検定には
通用しないとわかるとともに合格することができたら、
自分の字も少しは良くなるのではという予感がありました。
硬筆書写検定1級に合格できた後の今も、自分の字はまだまだ
だと感じていますが、お手本をなしで自分で辞書を調べて
書くという練習をしたことによって、お手本を見て練習して
いた頃よりは、少しはましになったと感じています。
硬筆書写技能検定1級合格を目指して合格するということは、
自分の字を変える威力があるということだと感じています。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までご覧いただきありがとうございました。
ご質問、レッスンのお申し込みは
下記のお問い合わせボタンから
お待ちしております。
レッスンについてはこちらをご覧ください。