ご相談をいただきました。
「先生から何回も同じことを指摘されるのですが、
どうしたらいいですか?」
まず、大前提として、何回も同じことを指摘されるのが、
当たり前です。
私も、今もレッスンを受けていますが、前も同じことを
言われたな、と思うことがたびたびあります。
大切なのは、何回も同じことを言われたからといって、
落ち込むのではなく、それをどうやって、次に直すように
するのか、方法を考えることです。
普通の勉強でもよく言われているように、ノートにまとめる
という方法は、おすすめしません。なぜなら、ノートに
まとめている時間に、実際にその指摘されたことを実践で
書いて覚える方が、早いからです。
また、まとめノートに書く字は自分の字なので、おそらく指摘
された直後は直っていない確率が高い字を書くことになります。
指摘されたことを注意書きで書いて、その注意書きを覚えることは
良いと思うのですがその注意書きをまだ表現できていないうちに、
ノートに書いても結局、直っていない自分の字を見ることになります。
それをするよりも、辞書に書き込むか、注意書きを付箋に書いて
貼る方がよいです。辞書の字は、当たり前ですが、正しく書けて
いるので、何度も見ることによって、その指摘された注意書きを
正しい字で確認できます。
私は、生徒さんには、毎回、必ず辞書で確認して字を書くように
伝えているので、それができている人は、この辞書に書き込む
方法で、どんどん同じことを指摘されることが減っていきます。
そして、字の中心がずれている人も、辞書に中心線をひいて、
どこが字の中心かを、自分で理解するようにお伝えしています。
地道な方法で大変ですが、まとめノートと同じくらいの大変さで
倍以上の効果があるのでおすすめです。
どんな方法でも、自分の字の指摘されたことを直すことが
できればよいと思います。
ただ、何度も同じことを指摘されて、なかなか直すことが
できないと感じる人は、自分の練習方法を変えてみることも
必要です。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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