硬筆書写技能検定 不合格になってしまう人は、基本的に
練習量が足りていないか、練習していてもその方法が
間違っているため、字が変化しない人です。
ここで、「やる気」がでないからなぁ、と思ったあなた、
練習量は、やる気で決まるものではありません。
練習量は、無意識に決めている
「これぐらいで大丈夫」=「自分で決めているレベル」で
決まります。
私は、硬筆書写技能検定1級不合格、2回目で合格しましたが、
1回目は、練習量も1級を合格できる人の練習量に達していま
せんでした。練習しているつもりでしたが、レッスンで添削を
受けたところは、例えば、5つのうちやっと1つ直せるくらい
の練習量、練習方法でした。これを2回目合格の前は、
1回目の練習量、方法ではまた不合格になると思ったので、
練習量を増やし、練習方法も添削されたものを全部直せる
ような方法に変えました。(それでも5つ中、1つくらいは
指摘されていましたが)
練習量を増やすといっても、どれくらいなのかわからない
場合は、1級に合格した人に聞いてみるとよいです。
この練習量も、今どれくらい書けるかにもよるので、人それそれ
違います。1級に届きそうな方と、1級にはまだまだ時間がかかる人で、
違ってきます。
私の場合は、仕事を(フルタイムの仕事ではありませんが)しながら、
3、4時間、練習と勉強をしていました。
人によっては、毎日5時間、練習と勉強をされた方もいらっしゃいます。
これも、すべて「自分で決めているレベル」によるものです。
今の練習量でもいいかな、と思うことがあったら、それは、
「自分でこれぐらいしかできないし、これぐらいでいいか」と
決めているからです。
その無意識に「自分で決めているレベル」を変えるには、レッスンで
添削されたところを直す練習をすることも、もちろん大事なのですが、
客観的に自分の今の状況を理解できるとよいです。理解することが
できたら、危機感を覚えるはずです。
私は、1級を目指しているときは、基本オンラインのマンツーマンの
レッスンだったのですが、1ヵ月に1回くらい、他の方とのグループ
レッスンでした。自分の今の字を客観的に理解するために、
今後、オンラインのグループレッスンを考えています。
自分が添削されたところは、意外にその通りだな、とあまり深く考えず、
通り過ぎてしまうことでも、グループレッスンで「他の方が添削されて
いることろ」は、客観的にみることができるので、「納得しやすい」と
思います。
また、他の方が添削されたものを見て、自分も同じところを添削されて
いるときは、自分の記憶が強化されるので、その点も上達につながります。
とは言っても、ご希望がないかもしれませんので、様子をみてオンラインの
グループレッスンを開催するかどうかを決めたいと思います。
対象は、現在入会していただいている方と、新しく入っていただく方の
両方で考えております。マンツーマンとグループレッスンのどちらともを
受講していただくこともできます。(予定です)
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
8月の体験レッスンは、7月16日(日)から募集しております。
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