硬筆書写技能検定 準1級・1級の試験で1番の難関といえば、「草書」です。
草書は、小中高で習わないし、書道を勉強している方でも、古典臨書で書いたことはあっても、なか
なか簡単に読めるものではありません。
勉強にとりかかる時点で、できれば避けて
通りたいと思うのが草書です。私はそうでした。
裏を返せば、ほとんどの方が「難関」
「勉強したくない」
「どこまで覚えたらよいかわからない」
という草書さえ、攻略できれば、合格に
かなり近づけます。
1級が特に5回以上受験しなければ、合格できないと
言われる理由の一つは、草書を読めない、書けないと
いうことも含まれます。
私も、1級の草書の勉強をしているとき、何回も
くじけそうになりました。特に、最初の数カ月は、
500字くらいの頻出リストを毎日繰り返しても
覚えられず、覚え方に問題があるのかと考え悩む
ほどでした。
その最初の数か月を抜けると、急に点と線がつながった
ような感覚になり、この偏はこの草書に、この旁はこの
草書になるとやっと理解できて少しづつ書けるようになって
いました。練習方法や暗記方法ももちろん大切ですが、
「絶対、頻出草書は全部覚える、あきらめない!」
という気持ちが必要です。
草書の特に厄介なところは、日本語なので、
なんとかなるのでは?と勘違いすることろです。
私が、勉強してきた経験からお伝えできることは、
「草書は外国語と一緒」と思い、
割り切って勉強することです。
人生のたった何か月かの時間です。草書を覚える大変さが
一生続くわけではありません。
最初は初めの数か月だけでもよいので、毎日、頻出リストを
すべてを繰り返してみることをおすすめします。
500字全部を毎日書ける時間がない場合は、
できる範囲でリストを早めに1周できるような
サイクルを自分で作ることができるとよいでしょう。
自分が覚えられれば、どんな方法でも良いと思います。
語学の勉強と同じなので、急に頭に入ってくる
瞬間をぜひ体験してみてください。
それができたときは、もう準1級・1級の合格は
かなり近づいています。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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