字の練習でお伝えすると、何か変わったことをして、一夜にして、
急に上手になることはありませんが、「この方法は?」
「この字の角度は?」「この字のへんとつくりの関係は?」
など、自分で試してみることができる人が、上達できます。
レッスンは、自分の苦手なところを認識するためにあると思って
います。それを認識した上で、その形、角度、線の強弱、中心
などを再現するには、どうしたらよいのか?は、最後は、自分で
体得しなければならないです。
つまり、毎回、自分のいつもの字で練習してもあまり意味が
ないということです。その苦手なところをどうやったら、きれいな
正しい形にできるのか?を考えて練習することです。その時に
自分でトライ&エラーを繰り返すことができる人が、自分の字を
変えることができます。
「でも、それを忘れてしまうんです」という方は、自分が必ず、
字を練習する際に、目にするところ、または必ず見るところを
決めます。そこに、自分がよくレッスンで添削される字の注意点や
その字を書いておくことをおすすめします。その際の字ですが、
自分で書くと、自分の字になってしまうので、辞書に書き込むか、
テキストに書くなど、正しく書かれたものを見れるようにすると
よいです。それを頭に入れた上で、その日の練習を始めると、
少なくとも、そこに書かれていた字を書く場合は、思い出すことが
できます。
(くれぐれも、その注意点などを書き込むことに時間を費やししすぎ
ないことです。これは、あくまで自分が思い出せるようにするための
ツールです。)
そして、その練習で合っているかどうかを次回のレッスンで、
ぜひ、答え合わせをしてみてください。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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