先日の生徒さんのご感想でもあったように、周りから字を
褒められるということは、ご本人もとてもうれしいと思います。
これは、当教室の硬筆書写検定コースで実践していただいている
方法も関係があります。
硬筆書写検定コースの方達には、基本お手本はありません。
理由は、お手本を書いて私の字の真似をしても、ご自分の
字は変化しないからです。そして、その方の持っている
字の良さを活かすこともできません。
(段階によって、お手本が必要な方もいらっしゃいますし、
硬筆書写検定コースの方でも、お手本をお渡しすることも
あります。また、美文字コースの方にはお手本があります。)
硬筆書写検定試験自体が、試験では、問題文(6種類・詳細は
省きます)が活字のものを自分の字でたった1回で書いて提出
しなくてはならない試験です。
その問題文も、どの字が出題されるかは、もちろんあらかじめ
わかりません。そのため普段の練習も、試験の過去問をご自分の
字で辞書を調べながら、練習していくことが必要になってきます。
はっきり申し上げて、はじめは面倒くさいし、嫌になってしまうことも
あるかもしれません。お手本がないので、次にその添削された字を書く
時に思い出すこともできないといけません。色々、面倒で大変なのですが、
その「辞書で調べて自分の字で書く」
→「レッスンで添削を受ける」
→「その字の中で、自分の字の直すべき点を思い出す」
→「自分の字が変化する」のサイクルを作ることができると、少し楽しく
なってきます。
硬筆書写検定試験が終わって、2級までの結果が出ました。
次の級の練習や勉強を始められた方は、その級でも上記のサイクルが作れる
ように、少しずつ練習をしていっていただけたらと思います。
硬筆書写検定試験だけでなく、それ以外の方も実践して続けていただくと
ご自分の字が変化します。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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