硬筆書写検定試験の何が難しいかと問われると、
「1枚しか解答用紙がないので、1回で完成させなければならない」というところです。
他にも難しいポイントは色々あると思いますが、
練習してやっと書けるようになった字を本番の
緊張した状況で、1回で成功させるということは、
本当に大変です。
そのため、普段の練習はもちろん大切なのですが、ある程度の優先順位を持って練習することが
、特に準1級や1級になると必要になります。
連綿も書き慣れていない場合は、硬筆書写検定
試験では、使わないほうがいいとアドバイスする
こともありますが、それも試験で1回で成功させないとならないからです。例えば、せっかく縦書きで他の漢字やひらがながよく書けていても、連綿が失敗している場合、その上手くいっている字もよく見えなくなってきます。つまり、失敗している連綿を書いても、逆効果ということです。
連綿を例に上げましたが、行書の漢字も無理に崩した方を書く必要もありません。崩している漢字を使ってもそれが上手くいっていない場合は、連綿と同様に逆効果です。それを書くよりも、自分が上手く書ける
楷書に近い行書をきれいに書ける方が良いです。
11月の試験を受験する方は、全部通して書かなくても、それぞれの問題を1回で書く練習をすることも
おすすめです。自分が1回でどれくらい書けるかがわかるので、今どこを強化する練習をしたらよいのかもわかります。1回で書いてみても、あまりそれがわからない場合は、教室に通っている方は、先生に聞いて
みましょう。そこを練習して、次に他の問題を1回で書くときに、その練習したことが1回で書けるように
する、ということをしていけると良いです。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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